こちらは エンジニア採用Advent Calendar 2021 の23日目の記事です。
こんにちは!株式会社BEARTAILのAndroidエンジニア・坂上(@subroh_0508)です!16卒として入社以降、BEARTAILでAndroidを触り続けて5年半、今でもバリバリにコードを書く現役のエンジニアです。僕の経歴や人となりについては、夏に答えた社員インタビューにまとまっているので、興味があればご覧ください 🙇
さて、正確な時期は最早覚えてすらいないのですが、僕はプレイヤーとしてプロダクト開発に携わりつつ、2018年頃から採用イベント参加時の渉外対応やスポンサーLTでの登壇、スカウト送信等の業務を通じて採用の領域にも積極的に関与しています。
なかでもカジュアル面談については、弊社エンジニアの選考フローに取り入れられてから今日に至るまで、ほぼ全ての面談に出席し、新卒・中途問わず様々なバックボーンの候補者との関係構築・アトラクトを図ってきました。
今年の4月からだけでも70件、週2件のペースでこなしていると、候補者の属性ごとに一定の傾向が存在することや、面談の時間をより有意義にするためのポイントがそれなりに見えてくるものです。この記事では、その見えてきたものを踏まえた上でカジュアル面談のフェーズで意識しているポイントを時系列順に共有できればと思います。
候補者がBEARTAILを認知し、興味を持った最初のフェーズです。候補者と初めてのやりとりがここで発生するため、大きなマイナスイメージを植え付けないよう注意が必要なのですが、特に重要なのが「これから調整するのが”面談”なのか”面接”なのかを齟齬がないように伝える」ことです。
「カジュアル面談だと思って望んだら、実は面接で厳しい質問をされた上にお祈りされた」という話は未だにあちこちで耳にしますが、これが発生した時の候補者の心証はこちらからの評価に関係なく最悪になると覚悟すべきです。また、採用担当者の視点からみても、リカバリーのメッセージには恐ろしいほどの精神力を消耗し、別の候補者の対応に必要な心の余裕が失われます。
弊社では、イレギュラーな対応が必要な場合に選考を面接から始めることがあるため、日程調整のやりとりの際に”面談”と”面接”の取り違えがないよう細心の注意を払っています。
ミスコミュニケーションへの注意の他に、事前に可能な限りの情報を候補者に提示しておくことも重要と考えています。
弊社から送るカジュアル面談の日程調整メッセージには、ビジネス職の採用と共通で利用している会社紹介資料のリンクと、面談担当者である僕のWantedlyリンクを必ず添付しています。**会社紹介資料は「候補者が質問を考える材料」**として、**Wantedlyリンクは「担当者サイドの情報開示による候補者の心理的負担の低減」**の意図を込めています。読んでもらうことは強制ではなく、あくまで選択肢として提示することもポイントです。
事前に共有された経歴書や成果物に目を通し、候補者への質問事項を用意します。